尿路結石予防に最適なキャットフードランキング
猫は人間や犬と比べて腎臓の働きが弱く、食べたものを分解することが苦手なことから尿路結石にかかりやすい動物です。
尿路結石とは「腎臓や尿管、膀胱、尿道の中に結石ができる病気」で、おしっこの時に泣き叫びたくなるような痛みを伴います。
原因としては、「マグネシウム」「リン」「カルシウム」などのミネラルを多く含む食べ物を過剰に摂りすぎることで、尿のphがアルカリ性に傾いてしまうことが挙げられます。
キャットフードの中には、このミネラル類が多く含まれているものがあり、知らずに食べさせていて愛猫が尿路結石になってしまったということはよくあることなんですね。
尿路結石を予防するためには、
- ミネラル類の少ないフードを選ぶ
- 高たんぱくなフードを選ぶ
- 水分量が多いフードを選ぶ
この3つを満たしているキャットフード選んであげることが大事になってきます。
そこで事前に予防するために、尿路結石におすすめなキャットフードを紹介します。
ファインペッツ
尿路結石を予防するためにはマグネシウム類を減らす必要がありますが、ファインペッツは療法食としても役立つようにリンが0.68%、カルシウムが0.7%とかなり抑えて作られています。
マグネシウム類を少なくすることで、尿のphをアルカリ性から正常の中性に戻してくれる働きがありますので、尿路結石予防のキャットフードにはこのファインペッツをおすすめしますよ。
しかも今なら、通常サイズの1.5kgが「初回限定お試しパック」の1,000円(税抜)で購入できるというお得なキャンペーンをおこなっているので、愛猫に食べさせたいという飼い主さんは、ぜひこのキャンペーン中に試してみるのが良いでしょう。
シンプリー
シンプリーも尿路結石予防に役立つように、マグネシウムが0.13%、カリウムが0.59%とかなり低く抑えられていますね。予防するには一番最適な含有量です。
しかも、ただマグネシウム量が低いだけではなく、アルカリ性になった尿酸値を正常な状態に近づけてくれる「キナ酸」も配合されているので、予防から療法までシンプリーひとつでカバーできます。
そして、通常マグネシウム量が減ってしまうと嗜好性が落ちてしまうので、猫ちゃんの食い付きが悪くなるという欠点があるのですが、シンプリーは猫が大好きなサーモンをメイン原材料で使用しているので、袋を開けた時の香りで食欲をそそり、美味しいと感じられる仕上がりになっているフードと言えます。
ドクターズケア
ドクターズケアは、まさしくストルバイト結石予防に最適なキャットフードです。
そもそもドクターズケアは療法食として販売されているので、実際の病院でも利用されていますね。
成分量は、カルシウム0.78%、リン0.80%、カリウム0.63%、マグネシウム0.07%と通常のキャットフードよりも配合量が少ないのが特徴なので、尿路結石の療法食と言えばコレ!!という商品です。
ロイヤルカナン
ロイヤルカナンは、アマゾンなどの商品レビューで「尿路結石予防に食べさせている」という愛猫家達の書き込みが多いことから4位にランクインしているキャットフードです。
トウモロコシなどの穀類使用や添加物が配合されているので、猫の総合栄養食としてはあまりおすすめできませんが、尿路結石に関しては消化吸収率が90%以上と高いため、一時的な予防食としてなら食べさせても問題ないフードでしょう。
モグニャン
モグニャンは尿路結石予防に特化しているキャットフードというわけではありませんが、白身魚のDHAの作用で尿の濃度が濃くなってしまうのを防ぐ働きが期待できます。
猫が尿路結石にかかった場合、水をたくさん飲むように獣医さんから指示されることが多いですが、猫というのは自然で生きてきた習性から水をあまり飲まない動物です。
ということは普段の食事で対策をするしかないですが、モグニャンは高たんぱく低脂肪という特徴のキャットフードなので、チキンがメイン原材料の尿酸値が高くなりにくく、結石予防にも役立ちます。
カナガン
カナガンは、品質が高く栄養バランスの良いキャットフードとして人気を集めていますが、尿路結石の予防に役立つ食材として「クランベリー」や「マリーゴールド」が配合されています。
クランベリーは2位のシンプリーにも入っていて尿路結石予防への働きは解説しましたが、実はマリーゴールドも体の免疫力をアップさせる作用があることから、結石予防に役立つんですね。
病院などで処方される療法食の中にも、このクランベリーとマリーゴールドは使われていることが多いので、日頃から尿路結石をケアしておくという意味でおすすめできるキャットフードですよ。
ジャガー
ジャガーは、肉と魚を両方使った贅沢なキャットフードですが、シンプリーやカナガンと同様にクランベリーも配合されています。
高たんぱく高カロリーなフードですので、食べ過ぎると肥満に繋がる可能性も考えられますが、尿路結石に関しては粗灰分(ミネラル類)の数値も9%と意外と高くはなく、クランベリーに含まれる「キナ酸」の働きで、結石予防はできるフードだと言えるでしょう。
もちろん1位に輝いているファインペッツに比べると、リンやマグネシウムの量は多いですが、良質なたんぱく質を摂っておくことも結石予防には大事なことなので、日頃の食事でケアすることができますよ。