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キャットフードの選び方を伝授!ひと目でわかるチェックポイントを大公開
あなたは安全なキャットフードの選び方を知っていますか?
価格の安さばかりに気を取られていて、愛猫に粗悪なキャットフードを食べさせているかもしれませんよ。
どんな飼い主さんでも、大切な猫には元気で長生きしてほしいものですし、安全で安心できるキャットフードを食べさせたいと思っていますよね。
しかし、キャットフードの正しい選び方をきちんと知っておかないと、消化不良や食物アレルギーを起こしたり、思わぬ病気にかかってしまう危険性も考えられます。
そこで、キャットフードの正しい選び方をチェックポイントも添えて紹介していきます。
目次
キャットフードの選び方はここをチェックしよう
はじめて猫と一緒に暮らし始めた初心者の飼い主さんや、長年の愛猫家のかたでも正しいキャットフードの選び方をきちんと把握していないという人もいると思います。
まずは、そんな飼い主さん達に向けてキャットフードの選び方のチェックポイントを紹介します。
チェックポイント
- 原材料は安全か?
- 人工添加物は入っていないか?
- 成分値が愛猫に適しているか?
- アレルギーの原因となる食材が入っていないか?
この4点は安全なキャットフードを探すうえで、最低限必要なチェックポイントですので、必ず頭に入れておきましょう。
【選び方①】原材料は安全か?
キャットフードの選び方の中で 1 番重要ともいえるポイントです。
特に「なにが使われているのか?」「食材の品質はどうなのか?」「メイン原材料はなんなのか?」などを細かく確認することが大事ですね。
個人的にはその中でも「メイン原材料」には 1 番気を遣ってほしいところです。
メイン原材料が、穀類なのかお肉なのか? はたまた、副産物なのか生肉なのか? などで全然栄養価の高さが変わってきます。
簡単に分類すると、市販のキャットフードは穀類がメイン、プレミアムフードは生肉がメインというイメージですね。
ご存知のとおり、猫は穀類の消化を苦手としている生き物です。
つまり穀類がメインのキャットフードを選んでしまうと、消化不良やアレルギーのリスクが高くなってしまいます。
また、猫というのは本来肉食動物なので、お肉に含まれている「動物性たんぱく質」をエネルギー源として活動します。
なので、お肉がメインのキャットフードを食べさせることが、猫の健康維持には役立つということですね。
ただし、キャットフードの原材料表記を見たときに「○○ミール」や「○○エキス」「○○パウダー」と書かれている場合は、お肉が主原料でも注意が必要です。
これらは副産物と呼ばれていて、お肉の食用ではない部分(羽根、トサカ、内臓、骨、糞尿、角、皮など)を粉末状にして配合している可能性が考えられますので、良質とは言い難いお肉なんです。
キャットフードの選び方で原材料を確認するときは、生肉が使われたフードを購入するのが安全性は高いと言えるでしょう。
【選び方②】人工添加物は入っていないか?
人工添加物は猫にとっても、人間にとっても入っていないほうがいいですよね。
キャットフードに主に入っている人工添加物は、着色料や酸化防止剤です。
特に着色料の「青色 1 号」や酸化防止剤の「BHA」「BHT」などは発がん性が疑われているとても危険な人工添加物です。
そんな危険なものが、愛猫が毎日食べるキャットフードに入っていると考えると恐ろしいですよね。
当サイトで紹介しているキャットフードには「カルカン」や「ねこ元気」「銀のスプーン」などに入っています。
残念なことに、これらも市販のキャットフードに該当しますね。
もちろん、人工添加物が入ったキャットフードを食べても元気に育っているという猫も存在するので、発がん性のリスクはすべての猫に当てはまるというわけではありません。
しかし、安全なキャットフードの選び方という視点で見るなら、人工添加物が入っていないほうが安全性が高いのは当然ですよね。
また、酸化防止剤はフードを長持ちさせるために配合しているものですが、BHTやBHAを使わなくても、天然のミックストコフェロール(ビタミンE)などで代用がききますし、着色料に関しては、猫にとってまったく無意味なものです(猫は色彩識別能力が低いため)。
つまり、キャットフードに人工添加物が使用されているメリットはひとつもないということですので、キャットフードの選び方として添加物が使用されていないものを購入してあげましょう。
【選び方③】成分値が愛猫に適しているか?
ほとんどのキャットフードのパッケージ裏には成分分析値というものが記載されています。
1袋あたりに、どれぐらいのたんぱく質や脂質が含有されているのかなどを確認することができるので、キャットフードの選び方において大事な指標のひとつといえます。
この成分値に関しては、使われる原材料によって商品ごとに違ってくるため、一概にどの数値ならよいとハッキリと言い切ることはできませんが、たんぱく質を例に挙げるなら、少ないもので 26 %以上、多いものでは 40 %前後とかなりの差があります。
前述したとおり、たんぱく質は猫にとって 1 番重要な栄養素なので含有量が多いに越したことはありません。
しかし、あまりにもたんぱく質を摂りすぎると、腎臓に負担がかかってしまうため、内臓を弱めてしまう原因につながります。
また、脂質やカロリーに関しても、当然高ければ肥満になる可能性がありますし、痩せ気味の猫には脂質を与えたほうがいいですよね。
つまり、成分値は飼っている猫に応じて違ってくるため、普段のキャットフードの食いつきやウンチの状態、体重はどれぐらいか? などを日々観察しながら、愛猫に合った選び方をするのがよいでしょう。
【選び方④】アレルギーの原因となる食材が入っていないか?
猫のアレルギーの原因になるものといえば、穀類や人工添加物などがありますが、当然それだけではありません。
猫も 1 匹 1 匹体質が違うため、お肉にアレルギーをもっている子もいれば、お魚にアレルギーがある子もいます。
飼い主さんなら、自分の猫ちゃんがどんな食材にアレルギーをもっているかを把握していると思いますので、きちんと原材料を確認して、アレルギーの原因となる食材が入っていないキャットフードを選んであげる必要がありますよね。
単純に「ネットの評判がいいから」とか「価格が安いから」という選び方をしていては、アレルギー物質が入っていたと後悔することになりますので、猫の体質や体調を考えて、きちんと原材料を確認しながら購入するようにしましょう。
国産と外国産はどっちがいいの?
国産と外国産のキャットフードはどっちがいいのか? という疑問は、キャットフードの選び方の中で必ずでてくる問題です。
確かに愛猫家の間では、外国産のフードのほうが品質がよいイメージがあり、国産はどうしてもレベルが低いと思われがちです。
正直にいうのなら、外国産のフードも国産のフードもどっちもどっちです。
大事なことは、何度も書いているとおり、どんな原材料が使われていて、その食材の品質がいいかどうかということです。
国産のキャットフードにも外国産のキャットフードにも「ヒューマングレード」や「人工添加物不使用」「グルテンフリー」のスペックをもったフードはたくさん販売されているので、大切なのは猫ちゃんにどんなものを食べさせたいかですね。
当然お肉がメインのものと、お魚がメインのものとでは、味が違うので食いつきに差がでることはあるでしょう。
もし同程度のスペックなら、猫の好みのほうをあげればよいというだけの話です。
ただ、外国産のキャットフードのほうが「グレインフリー」の品質をもったフードが多く、国産はどうしても穀類の使用があります。
しかし、穀類が多いといっても、国産のプレミアムフードといわれているものには、玄米や大麦、黒米などといった雑穀類がほとんどを占めていて、食物繊維が豊富なことから、お腹の調子を整えて、アレルギーのリスクが少ない穀類が使用されています。
最近は、愛猫家の間で「良質な穀類なら食べさえたほうがよい」という考えが広まっているため、穀類が入ってるからダメというわけではなくなってきているんです。
要は、飼い主さんの考え方次第ですし、良質な原材料が使われているキャットフードなら、国産でも外国産でもどちらでも問題はないということです。
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