ねこままちょいす

総合評価
(4.1/5)
香料・着色料不使用 | |
---|---|
穀類の安全度 | |
ヒューマングレード | |
体型維持 | |
健康維持 |
ねこままちょいすは、国産無添加にこだわった自然食ペットフードを多く取り扱っている「犬猫自然食本舗」から販売されたキャットフードです。
「ヒューマングレード」と「人工添加物不使用」のスペックをもっており、国産のキャットフードの中ではかなり品質のいい商品といえます。
また、小麦粉や小麦グルテン、副産物も 一切使用していないので安全性も問題がなく、自然派フードとして安心して愛猫に食べさせることができるでしょう。
今回は、そんなねこままちょいすについて調査してみたので紹介していきます。
ねこままちょいすの特徴
ねこままちょいすの 1 番の特徴は、良質な九州産若鶏をメインで使用し、かつお粉、煮干しなど、お肉とお魚の両方が入っているところです。
しかも、犬猫自然食本舗の公式サイトを見てみると、このお肉とお魚の配合量が従来品よりも増量されているようで、新しくリニューアルしたみたいですね。
従来のねこままちょいすの原材料は明らかにされていませんが、動物性原材料が多いということは、猫にもっとも必要なたんぱく質を豊富に摂り入れることができるということなので、愛猫の健康管理がしっかりとできるキャットフードといえるでしょう。
きちんと第一原材料が生肉で、「ヒューマングレード」「人工添加物不使用」の品質をもっていることから、国産のキャットフードの中では「ねこはぐ」「ねこひかり」に続いて、信頼できるキャットフードといえそうですね。
また、原材料には「海藻類」「野菜類」も入っており、非常にバランスのよい構成となっています。
成分分析値を見ても、これといって悪い数値の成分はないので、愛猫の毎日の主食としておすすめできるキャットフードといえるでしょう。
ねこままちょいすは穀類の使用が多い
ねこままちょいすは、基本的にはプレミアムフードとして安心できるキャットフードです。
しかし、穀類の量が若干多いのが気になりますね。
使用されている穀類は「玄米」「大麦」「きなこ」「ハト麦」「あわ」「きび」「玄ソバ」「大豆」「とうもろこし」と 9 種類入っています。
この穀類のほとんどは、水溶性食物繊維として消化吸収が早く、お腹にやさしい穀類ですから、基本的には猫に食べさせても問題のない穀類です。
また、第一原材料はきちんとお肉を使用していることから、市販のキャットフードのようにかさ増し目的ではないので、きちんと猫の栄養補給を目的として穀類を配合していると考えられます。
ただ、どんなに猫にとって安全といっても、9 種類も穀類が入っているというのはちょっと多すぎる気がしますね。
もちろん、穀類を生で入れているわけではなく、きちんと加熱して配合されているので、消化不良のリスクは低いとは思いますが、穀類アレルギーをもっている猫ちゃんや、グレインフリーにこだわりたいという飼い主さんには、あまり向いていないキャットフードなので、愛猫の体質を考慮しながら購入するのがよいでしょう。
「ねこままちょいす」と「ねこひかり」はまったく一緒!?
今回、ねこままちょいすを調査してみて驚いたのは、ねこひかりと「原材料」「成分分析値」「100 gあたりのカロリー」がまったく一緒ということです。
しかも原材料の記載順まで同じ・・・。
ねこひかりがねこままちょいすを真似したのか?
それとも、ねこままちょいすがねこひかりを真似したのか?
はたまた、ただの類似商品なのか?
といろいろ疑ってしまいましたが、答えは簡単で、両方とも「OEM商品」ということです。
つまり、真似したわけでも真似されたわけでもなく、大元のブランドは同じというわけなんです。
OEM とは、「他社ブランドの商品を製造する」という意味ですが、簡単にいってしまえば「外注」ということです(正式には外注とは少し異なります)。
ねこままちょいすも、ねこひかりも大元の製造会社と OEM 契約を結ぶことで、同ブランドの商品を販売しているということなんですね。
そのため、商品名が違うだけで原材料や成分値、カロリーは一緒です。
大きく違うのは、価格の部分ですが、ねこままちょいすは 500 gが1,728 円(税込)に対し、ねこひかりは 500 gが2,480 円(税込)となっていますね。
同じ品質のキャットフードなら価格が安いほうを買ったほうがお得なので、ねこままちょいすのほうがおすすめといえるでしょう。
ねこままちょいすの評判
ここまで、ねこままちょいすの特徴や穀類のこと、製造ライン(OEM)について紹介してきましたが、実際世間の評判はどうなのでしょうか?
ねこままちょいすは、楽天市場でも販売されているキャットフードなので、商品レビューを調べてみると 27 件の書き込みがありました。
評価の平均は「★ 3.63」と普通よりはちょっと上といったところでしょうか。
良い評判としては、「食いつきがいい」「いつもより食べるのが早い」といった猫ちゃんの食べっぷりについての書き込みが多い印象です。
良質な原材料がふんだんに使われていて、素材そのままのおいしさを味わうことができるので、猫ちゃんも気に入っているようですね。
そして、悪い評判に関してですが、残念なことに良い書き込みよりも投稿数が多いように見受けられました。
内容としては「ウェットフードと混ぜないと食べてくれない」「粒が固いので食べにくそう」という書き込みがあります。
これは、自然食のメリットでもありデメリットでもあるのですが、市販のキャットフードのように不要な味付けが一切されていないので、猫ちゃんによっては食べてくれないということも考えられます。
健康維持のためには自然食がいいのは確かですが、味がうすいと感じる猫ちゃんも多いため、食いつきが悪くなる可能性はありますね。
また、粒の固さについては、噛み砕くことができずに丸飲みしてしまう危険性もあるため、手で細かく砕いてあげるなど、工夫して食べさせるのがよさそうです。
ねこままちょいすの安全性
冒頭でも書きましたが、ねこままちょいすは「ヒューマングレード」「人工添加物不使用」のスペックをもっているため安全性の高いキャットフードです。
粗タンパク質の数値も 32.4 %と高い含有量になっていますし、粗脂肪も 13.5 %と低いため、高たんぱく低脂肪のキャットフードとしておすすめできます。
ただ、前述したように穀類の使用が多いため、穀類アレルギーをもっている猫ちゃんや、お腹が弱い猫ちゃんには注意が必要なので、愛猫の体質をよく考えて購入するようにしてくださいね。
ねこままちょいすの口コミ
口コミは 2 件です。
ねこままちょいすの基本情報
販売元 | 犬猫自然食本舗(株式会社ミンシア) |
---|---|
容量/価格 | 500g / 1728 円(税込) |
定期価格 | ¥1,555(税込) |
原産国 | 日本 |
メイン食材 | 鶏肉 |
原材料 | 鶏肉、玄米、かつお粉、大麦、きなこ、菜種油、煮干し、わかめ、昆布、大根葉、ごぼう、にんじん、ハト麦、あわ、キャベツ、きび、玄ソバ、大豆、とうもろこし、白菜、高菜、パセリ、青じそ、ビール酵母、発酵調味液、ミネラル類(カルシウム、鉄、銅、亜鉛)、ビタミン類(A、E、B2) |
成分分析値 | 粗蛋白質32.4%以上、粗脂肪13.5%以上、粗繊維1.9%以下、粗灰分4.7%以下、水分7.0%以下、鉄9.4mg以下、ナトリウム193.5mg以下、カリウム707.3mg以下、カルシウム638.2mg以下、マグネシウム97.7mg以下、リン568.6mg以下、塩分0.5g以下、ビタミンA:531.8IU以下、ビタミンD:72.6IU以下、葉酸235.5mcg以下、タウリン153.6mg以下、カロリー424kcal |
対応年齢 | 全描種、成猫用(シニア用の販売も有) |
ねこままちょいすって結構有名ですよね?
コアなファンが多いみたいです。
確かに穀類の使用が気になるけど、食材自体の品質はいいので今度食べさせてみます。
穀類を気にしてる飼い主が多いみたいですが、うちの猫はまったく問題ないです。
むしろ食いつきがよく、食物繊維のおかげで便の状態もいい。
値段も安く買えるから今も食べさせてますよ。