ねこ元気

総合評価
(1.3/5)
香料・着色料不使用 | |
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穀類の安全度 | |
ヒューマングレード | |
体型維持 | |
健康維持 |
ねこ元気は、当サイトでも紹介している銀のスプーンと同じ「ユニ・チャーム株式会社」から販売されているキャットフードです。
市販の商品の中では銀のスプーンと同様に定番キャットフードとして人気を集めており、価格の安さやホームセンター、ドラッグストアなどでどこでも手に入りやすいため、猫を飼っている人の中には「ねこ元気を食べさせたことがある」という人も多いと思います。
また、ねこ元気シリーズには「缶詰」や「ウェットフード」もあり、ドライフードでの普段の主食から、副食、間食(おやつ)まで幅広く取り扱っているため種類の豊富さも魅力のひとつです。
そこで今回は、ねこ元気の中でも人気が高く、全成長段階の猫に対応している「ねこ元気 お魚とお肉ミックス まぐろ・白身魚・チキン・緑黄色野菜入り」をピックアップして特徴や原材料、安全性などを解説していこうと思います。
ねこ元気の特徴
ねこ元気は、原材料から分かるように栄養価のバランスの良さが特徴です。
肉類、魚類はもちろんのこと、野菜類、豆類、穀類が使われていて、猫の成長に必要な「たんぱく質」「脂肪分」「ビタミン」「ミネラル」など幅広く摂り入れることができます。
穀類が入っているので、消化不良やアレルギーのリスクを懸念している人も多くいますが、「糖質」や「カルシウム」といった栄養素が含まれているため、ねこ元気を食べさせる分には問題ありません。
ただ気になるのは、ねこ元気に使用されている穀類の配合量ですね。
原材料の記載順から考えると、穀類の量が圧倒的に多いです。
穀類にも猫に必要な栄養素はあると書きましたが、毎日ずっとねこ元気だけを食べさせるには、少し安全面で心配です。
また肝心な肉類や魚類もミールやエキスが使用されています。
ミールは「動物の体から肉部分を抜いた部位や血液や毛、ひづめ、内臓などを加工したもののこと」と銀のスプーンの紹介ページでも書いていますが、エキスが使用されているということも不安材料のひとつです。
エキスというぐらいですから、肉自体が入っている訳ではないのはお分かりだと思いますが、キャットフードに使われているエキスなどは、精肉加工過程で出る「残渣(ざんさ)を濃縮したもの」の可能性も考えられます。
簡単に言うと、お肉の残りカスのエキスということです。
人間からしてみるとエキスと聞いたら「鶏ガラスープ」のようなものを想像するかもしれませんが、キャットフードの場合「羽毛」「骨」「脂肪」が使われることが多いため、100%安全とは言えないのが現状です。
もちろん、ねこ元気に使用されているチキンエキスやフィッシュエキスが残渣を使用しているかは分からないので、危険なわけではありませんが、それでも肉や魚の素材をそのまま使用しているキャットフードと比べると品質の差は歴然と言えるでしょう。
ねこ元気の安全性
残念ながらねこ元気にも着色料などの添加物が配合されています。
着色料の中には、発がん性の報告がされているものもあり、アメリカやヨーロッパ近郊では使用を禁止しているほど危険なものなんですね。
ねこ元気には、そんな発がん性のリスクが高まる「赤色102号」が使われています。
もちろんねこ元気に使われている着色料は、ほんの微量しか配合されていないので、がんになる危険性は極めて低いとされているので、そこまで心配する必要はないでしょう。
しかし、本当に愛猫の健康を気遣うのなら、添加物が使用されているキャットフードよりも完全無添加のキャットフードの方が安全性が高いのは一目瞭然ですよね。
ねこ元気と銀のスプーンの違い
最初にも書いたように、ねこ元気と銀のスプーンは同じユニ・チャーム株式会社から販売されているキャットフードなので、違いがよく分からないという人も多いと思います。
ズバリ言うなら、ねこ元気も銀のスプーンもメインの原材料の配合量がタイプによって少し変わるぐらいで、後はほとんど同じです。
ねこ元気 (お魚とお肉ミックス まぐろ・白身魚・チキン・緑黄色野菜入り) |
銀のスプーン (銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て お魚・お肉・野菜入り) |
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穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉)、肉類(チキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキス等)、豆類(脱脂大豆)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、マグロエキス、カツオエキス、白身魚ミール等)、動物性油脂、ビール酵母、酵母エキス、野菜類(ニンジンパウダー、カボチャパウダー、ホウレンソウパウダー)、ミネラル類(カルシウム、塩素、コバルト、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、マンガン、ナトリウム、リン、亜鉛)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、着色料(二酸化チタン、赤色40号、赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス) | 穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉)、肉類(ビーフミール、チキンミール、ポークミール、チキンエキス、ササミパウダー)、油脂類、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、、鰹節、マグロミール、カツオミール、煮干パウダー、白身魚ミール、乾燥シラス)、ビール酵母、酵母エキス、野菜類(ニンジンパウダー、カボチャパウダー、ホウレンソウパウダー)、ミネラル類(カルシウム、塩素、コバルト、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、マンガン、リン、亜鉛)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、着色料(二酸化チタン、赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)、調味料、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス) |
使用されているミネラル類もアミノ酸類もビタミン類も内容は同じになっていますね。
また、販売されているタイプもドライフードだけでみると「子猫用」「毛玉ケア用」「腎臓の健康維持用」など似ています。まぁ、同じ販売会社ですから似ていて当然ですよね。
では、ねこ元気と銀のスプーンは何が違うのかというと、ねこ元気の方が銀のスプーンよりも商品の種類が若干少ないようですね。
特に銀のスプーンには「三ツ星グルメ」という別シリーズも販売されています。
ただ、ねこ元気にしても銀のスプーンにしても、種類が豊富なのは愛猫家にとってキャットフード選びの選択肢が広がるというメリットがありますので、品質に関わらず人気がある商品だということは間違いないでしょう。
ねこ元気の口コミ
口コミは 0 件です。
ねこ元気の基本情報
販売元 | ユニ・チャーム株式会社 |
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容量/価格 | 2.0kg / 1237 円(税込) |
定期価格 | なし |
原産国 | 日本 |
メイン食材 | 穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉) |
原材料 | 穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉)、肉類(チキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキス等)、豆類(脱脂大豆)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュエキス、マグロエキス、カツオエキス、白身魚ミール等)、動物性油脂、ビール酵母、酵母エキス、野菜類(ニンジンパウダー、カボチャパウダー、ホウレンソウパウダー)、ミネラル類(カルシウム、塩素、コバルト、銅、鉄、ヨウ素、カリウム、マンガン、ナトリウム、リン、亜鉛)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン)、着色料(二酸化チタン、赤色40号、赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス) |
成分分析値 | タンパク質:30.0%以上、脂質:9.0%以下、粗繊維:3.0%以下、粗灰分:9.0%以下、水分:10.0%以下、カロリー:約350kcal/100gあたり |
対応年齢 | 全成長段階用 |