ミオドライミックス

総合評価
(1.1/5)
香料・着色料不使用 | |
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穀類の安全度 | |
ヒューマングレード | |
体型維持 | |
健康維持 |
ミオドライミックスは、日本ペットフード株式会社が販売するキャットフードで「コンボ」や「ビューティープロ」などの国産の有名商品を輩出している会社です。
ミオドライミックスといえば、国産キャットフードの中でもかなり古くから販売されている商品で、量販店には必ず置いてありますよね。
ミオドライミックスは激安フードという印象なので、安全面を心配して購入を戸惑うという人も多くいますが、果たしてミオドライミックスの特徴や原材料、安全性はどうなのか解説していきたいと思います。
ミオドライミックスの特徴
ミオドライミックスは、激安がゆえに品質が高いとはちょっと言い難いですね。
まずメインの原材料ですが、おもいっきり穀類を使用しています。
猫にとって消化不良を引き起こす原因になってしまい、腸内に蓄積されることでアレルギーのリスクも高まります。
しかも肉類も魚類も「ミール系」や「粉(パウダー)系」が使用されていますね。
「4Dミートの正体は?キャットフードに含まれる危険性や見極め方を伝授」のページでも解説していますが、ミール系には4Dミートと言われる「死にかけた動物の肉」や「病気の動物の肉」を使っている可能性があり、猫の健康を損ねる危険性もあります。
もちろんミオドライミックスの公式サイトにも4Dミートを使用していますなんてことは書いてないので断定はできませんが、価格の安さや原材料を見る限り、可能性は高いと言えます。
また、これだけの価格の安さで販売できるということは、穀類の配合量がかなり多く、かさ増ししていることも考えられますね。
「食べさせたら食い付きが良い」というようなレビューを目にすることもありますが、これは、プレミアムキャットフードのように天然の素材の味を引き出している訳ではなく、おいしく食べられるように加工してあるだけの話なので、実際に使われている中身は猫にとって100%良いとは言えないですね。
ミオドライミックスの安全性
ミオドライミックスも定番の市販キャットフード同様に「着色料」「酸化防止剤」「添加物」が配合されています。
しかも配合されている「食用黄色5号」「食用青色1号」ともに発がん性の危険がある着色料です。
ミオドライミックスに配合されている量は微量なので、食べたら絶対がんになる訳ではありませんが、リスクがあることには変わりないため、安全とは言えないでしょう。
唯一ミオドライミックスが良いと思える部分は「グルコサミン」と「コンドロイチン」が使用されているところですね。
グルコサミンもコンドロイチンも猫の関節の痛みや炎症を予防、緩和する働きがあるため、シニア猫のことも考えられています。
基本的にミオドライミックスシリーズは「全成長段階」に対応したキャットフードのため、原材料のバランスは良いと言えるでしょう。
ミオドライミックスは毛並みが悪くなるという噂も・・・
知恵袋などのQ&Aサイトを見ていると「ミオを食べさせたら毛並みがめっちゃ悪くなった」という悩みを持つ愛猫家もいるようです。
猫の毛並みが悪くなる原因としては、
- 毛づくろいが出来ていない
- 栄養不足
- 老化
- 内臓疾患
が考えられますが、この知恵袋の回答者に関してはキャットフードを変えたら毛並みが良くなったということなので、原因はおそらく栄養不足だったと考えられますね。
猫というのは、食べるものによってビックリするぐらい毛並みが変化する動物なので、良質な栄養素を摂取できるように食事を見直す必要があります。
特に「良質なたんぱく質」「ビタミンA」「DHA」は猫の毛並みをキレイに保つのにも役立つ栄養素なので、これらが十分に摂れるキャットフードを選ぶのが良いということです。
それを考えると、ミオドライミックスはどうしても「穀類」「ミール系」が目立ってしまうので、良質なたんぱく質を摂取できるかといえば少し不安が残るキャットフードですよね。
もちろん、すべての猫がミオドライミックスで毛並みが悪くなる訳ではありませんが、体質によっては可能性はゼロではないので、普段から品質の高いキャットフードを食べさせておいた方が良いということです。
ミオドライミックスの口コミ
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ミオドライミックスの基本情報
販売元 | 日本ペットフード株式会社 |
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容量/価格 | 1.2kg / 442 円(税込) |
定期価格 | なし |
原産国 | 日本 |
メイン食材 | 穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉) |
原材料 | 穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉)、肉類(チキンミール、牛肉粉、豚肉粉)、油脂類(動物性油脂、植物性油脂、γーリノレン酸)、魚介類(フィッシュパウダー、フィッシュミール、カツオエキス、小魚粉末)、脱脂大豆、ハーブ(タイム、ディル、フェンネル)、オリゴ糖、野菜類(トマト、ニンジン、ホウレンソウ)、クランベリーパウダー、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、銅、亜鉛、ヨウ素)、pH調整剤、酵母細胞壁、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、メチオニン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸、コリン)、着色料(食用赤色102号、食用黄色5号、食用青色1号)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、グルコサミン、コンドロイチン |
成分分析値 | たんぱく質27.0%以上、脂質8.5%以上、粗繊維3.0%以下、灰分9.0%以下、水分10.0%以下、カルシウム0.9%以上、リン0.7%以上、リノール酸0.9%以上、マグネシウム 標準値0.11% |
対応年齢 | 全成長段階 |