ファインペッツ

総合評価
(4.1/5)
香料・着色料不使用 | |
---|---|
穀類の安全度 | |
ヒューマングレード | |
体型維持 | |
健康維持 |
ファインペッツは「世界最高品質」「安心安全」を掲げているキャットフードで、製造過程にとてもこだわりを感じる商品です。
何よりも、品質向上のために自社ブランドの「FINEPET’S」を立ち上げ、自らがメーカーとなり製造しています。
他のキャットフードなどは、原産国で製造した物を日本へ輸入して販売するという形をとっていますが、ファインペッツは自社ブランドで製造することで、ひとつひとつの原材料を直接確認して、ヒューマングレードのレベルまで品質を向上させているようです。
そんなファインペッツの特徴や安全性、他のキャットフードとの違いなどをリサーチしたので解説していきます。
目次
ファインペッツの特徴
まず、ファインペッツのメインの原材料ですが、鶏肉ではなくアヒル肉が使用されています。
アヒル肉を使っているキャットフードはなかなか珍しいですが、家禽化(かきんか)された鴨肉のことで、食用として飼育されているので安全性には全く問題ありません。
アヒル肉の定番料理としては「北京ダック」があり、我々にも親しみのある食材です。
そんなアヒル肉は、ミネラルやビタミン類が豊富に含まれており、糖質、たんぱく質、脂質を十分に摂取できることから、猫の栄養にも最適な食材と言えるでしょう。
ただ、アヒル肉は脂肪分が多く、チキンに比べるとたんぱく質量が少ないとされているので、アヒル肉単体では少し物足りなさを感じます。
そこで、ファインペッツはたんぱく質を補うために、魚のニシンもメインで配合していますね。
ニシンは、魚の中でもたんぱく質が豊富なことで知られており、猫のアレルギーや皮膚トラブルの予防ができる「DHA」も含まれていることから、非常にバランスの良いキャットフードに仕上がっています。
ファインペッツの安全性
ファインペッツの安全性に関しては、最初にも書いたように「世界最高品質」を掲げています。
どの商品も公式サイトの情報は良いことしか書かれていませんので「本当に?」と疑ってしまう人もいるかもしれませんが、ファインペッツは化学合成添加物を一切使用していないのはもちろんのこと、「遺伝子組み換え飼料の使用制限」や「中国産原材料の使用は一切なし」など厳しい品質チェックがおこなわれています。
この品質チェックは、自社ブランドだからこそできることで、世界最先端の「HACCP準拠の設備」にて作られています。
HACCPとは、
食品の製造・加工工程のあらゆる段階で発生するおそれのある微生物汚染等の 危害をあらかじめ分析( Hazard Analysis ) し、その結果に基づいて、製造工程のどの段階でどのような対策を講じればより安全な製品を得ることができるかという 重要管理点( Critical Control Point ) を定め、これを連続的に監視することにより製品の安全を確保する衛生 管理の手法です。
この手法は 国連の国連食糧農業機関( FAO )と世界保健機関( WHO )の合同機関である食品規格 (コーデックス) 委員会から発表され,各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。
というもので、ファインペッツは国際的に認められた手法で製造されているということなので、安全性は信頼できると言えます。
ファインペッツは消化吸収が良い!?
ファインペッツのもうひとつの魅力に、消化吸収率の高さがあります。
公式に書かれている情報によると「消化吸収率87%」とかなり高い吸収率となっています。
これにより、給餌量を調整するだけで全年齢の猫にも対応でき、子猫などのまだ食が細い猫でも、少ない量で十分な栄養を吸収できるというメリットがあります。
消化吸収が良いということは、お腹の中に蓄積されている時間が短くなるため、アレルギー発症のリスクが軽減され、少ない量で栄養が摂取できることから肥満防止にも役立ちます。
ファインペッツは結石予防におすすめ
ファインペッツは消化吸収が良いことから、猫の結石予防にもおすすめなキャットフードです。
猫は、積極的に水を飲まず、おしっこの濃度が濃いことから結石になりやすい生き物ですよね。特にオス猫の場合は「一生に一度は必ずなる」と言われるほど発症率が高いんです。
結石になった場合、療法食として「リン」や「カルシウム」の量を減らす必要がありますが、このファインペッツはリンが0.68%、カルシウムが0.7%と予防するのに最適な成分量となっています。
同じプレミアムフードである「カナガン」と比較すると、
ファインペッツ | カナガン | |
---|---|---|
リン | 0.68% | 1.40% |
カルシウム | 0.7% | 1.58% |
と、ファインペッツの方が少ないことが分かります。
しかも、ファインペッツは消化吸収率が高いので、少ない給餌量でも十分な栄養を補給することができ、病気で食欲がないときなど助かるキャットフードと言えるでしょう。
また、結石になったときのキャットフードは「高たんぱく」なものを選ぶのが良いとされていますが、ファインペッツは34%のたんぱく質を摂取することができ、アメリカのペットフード認定委員会「AAFCO」のたんぱく量基準(26%以上)を大きく上回っているため、プレミアムフードで結石予防もできるということで重宝できるキャットフードですよ。
ファインペッツはグレインフリーではない
ファインペッツの全原材料を見ると「全粒米」が含まれています。
これだけ品質の高さをウリにしている商品なだけに、グレインフリーでないところが少し残念ですね。
全粒米というのは、果皮、種皮、胚、胚乳表層部といった部位を除去していない穀物のことで、糖分が摂取できるメリットがある反面、皮などが胃腸に残って消化されにくいというデメリットがあります。
市販のキャットフードでよく見かけるトウモロコシや小麦、パン粉などと比べると、アレルギーの発症は少ないとされていますし、ファインペッツは消化吸収率が87%をウリにしている商品なので、これぐらいの全粒米なら問題はないということでしょうか・・?
どちらにしても、初めてファインペッツを食べさせるときは、猫の様子を見ながら少しずつ食べさせるのが良いでしょう。
ファインペッツはお試し価格が安い
ファインペッツは、1袋1.5kgで3,429円(税抜)とプレミアムキャットフードでは平均的な価格ですね。
栄養価の高さと品質の良さは信頼できるキャットフードですから、ファインペッツを食べさせてみたいという愛猫家も多いと思います。
しかし「普段食べ慣れているキャットフードから変えるのはちょっと心配・・」という人のために、ファインペッツの公式サイトでは「初回お試し用1.5kg」というものが用意されています。
お試し用と書かれていますが、内容量は通常の1.5kgと同じで価格がなんと1,000円(税抜)で購入することできるんです。
ファインペッツを初めて購入する人で、1世帯1個までと限定されていますが、それでも完全無添加、ヒューマングレードのキャットフードを1,000円で買えるのは、他にはない嬉しいシステムですので、ファインペッツを購入したいと考えている愛猫家の皆さんは、ぜひお試し用で購入するのがお得ですよ。
ファインペッツを実際に買ってみた
世界最高品質と言われているファインペッツが1,000円で購入できるということで、実際に買ってみました。
カナガンを購入したときとは違ってファインペッツは「クロネコヤマト」で届きましたよ(笑)。
第一印象は写真を見たら分かる通り、かなり「ギラギラ」しています。それはもう眩しいぐらいに(笑)。
個人的にはピンクとシルバーがオシャレな感じがするので、好きなデザインですけどね。
そして袋を開けてみると、かなり粒が小さいです。
形状が丸ではなく、星型?になっているので小粒感がかなり際立っていますね。
大きさは約1cm(公式サイトでは約8mmと掲載しています)で、一般的なキャットフードよりも大きいですが、子猫でも食べやすいようにあえて星型で作られているので噛み砕きやすいと思います。
しかも、袋を開けたときにフワッと魚の香り(ニシン)が広がり、「これ、絶対猫が好きな味!!」って確信を持つぐらいなので、食い付きアップはかなり期待できますね。
実際、猫ちゃんにファインペッツを食べさせてみると、
かなりバクバク食べてくれています。
上記にも書きましたが、ファインペッツは結石予防(腎臓サポート)に役立つようリンやカルシウムなどのミネラル類が少なめに配合されているため「美味しくないんじゃないかな・・・?」とちょっとだけ心配していたんですが、これだけバクバク食べてくれるなら何も心配することはありませんね。
今回はお試し価格の1,000円で安く購入することができましたが、とりあえず1袋食べさせてみて猫ちゃんがもっと欲しがるようなら、今度は定期コースで注文しちゃうかもしれませんね(笑)。
ファインペッツの口コミ
口コミは 7 件です。
ファインペッツの基本情報
販売元 | 株式会社エヴリワンズ |
---|---|
容量/価格 | 1.5kg / 3429 円(税抜) |
定期価格 | お試し価格¥1000 |
原産国 | オランダ |
メイン食材 | アヒル肉&ニシン |
原材料 | アヒル肉、ニシン、全粒米、 ポテト、鶏脂、フレッシュサーモンオイル、鶏肉、チコリ、グリーンピース、鶏レバー、植物性繊維質(豆類由来)、ビタミン(ビタミンE、ビタミンC、ナイアシン、イノシトール、ビタミンA、チアミン、Dパントテン酸カルシウム、ピリドキシン、リボフラビン、ビタミンK、ベータカロチン、ビタミンD3、葉酸、ビオチン、ビタミンB12)、ミネラル(亜鉛、鉄、銅、マンガン、ヨウ素酸カルシウム)、ユッカシジゲラ、マンガンオリゴ糖、ボリジオイル、フラックスシード、Lカルニチン、イヌリン、プロバイオティクス |
成分分析値 | 粗タンパク質 32%、粗脂肪分 20%、粗繊維質 2.3%、灰分 8%、水分 8%、カルシウム 0.7%、リン分 0.68%、 銅分5.0mg/kg、亜鉛150.0mg/kg ビタミン類 : ビタミンA 16,500 IE/kg、ビタミンD3 1,650 IE/kg、ビタミンE(アルファトコフェロール) 600 mgE/kg、ビタミンK3 0.80mg/kg、ビタミンB1 9,80mg/kg、 ビタミンB2 8,50mg/kg、 ナイアシン 53,00mg/kg、 パントテン酸 23,00mg/kg、 ビタミンB6 6mg/kg、ビタミンB12 45,00 mcg/kg、 ビオチン 225,00mcg/kg、 コリン化塩 750,00 mg/kg、 葉酸 4,50mg/kg、 ビタミンC 350,00mg/kg タウリン 0.075%、オメガ3 0.4%、 オメガ6 3.4%、ミネラル類 : 鉄分 100 mg/kg、 銅分 5,0 mg/kg、 亜鉛 150,0 mg/kg、 マンガン 40,0 mg/kg、 ヨード 1.0 mg/kg、 セレン 0.2 mg/kg、代謝エネルギー427.2kcal/100g |
対応年齢 | 全猫種、全年齢対応 |
ファインペッツ良いですよね(^_-)-☆私も猫に食べさせてます。
スーパーで売ってあるフードよりも品質が高いし、それでいてコスパも良いのですごく買いやすいです。
ファインペッツに変えてから体の調子がいいみたいで、お通じの状態が前よりも良くなったのでウチの猫ちゃんに合ってるんだと思います!(^^)!
確かに結石の原因になるリンの数値は少ないですが、ファインペッツは療法食ではないので結石が治る訳ではありません。
ただ、総合栄養食の中では比較的「予防」に向いているフードだと思うので、元気なうちに食べさせておけば健康管理はできると思います。
ファインペッツってパッケージ変わったんですか?
私が買ったときはそんな袋大きくなかった気が・・・。
チャックが付いてるので、保存はしやすいですよね。
私もお試しパックでファインペッツ買いました。
1.5キロが1000円で買えるなんですごく安いですよね。
1.5キロって聞くと大きすぎるって感じますが、食いつきがいいのでペロッと食べきってしまいますよ。
子猫(2ヶ月から)にあげていて、喜んで食べます。良いウンチが出ます。
幼猫には1.5倍量をと記載がありますが、体重2kgからの給餌量しか書かれていないので、今は体重1kg当たり200kカロリーを目安に計算しています。他のプレミアムフードに比べ高カロリーなので、先々与え過ぎにならないように注意が必要かと思います。グレインフリーではありませんが、適度な玄米なら大丈夫だろうと期待しています。高品質でも買いやすい値段です。
お試しから与え初めて、早1年になります。
他にも良いフードが幾つかあり、迷ったのですが、
コスパがいいので、これをずっと与えています。
最初は半信半疑だったんですが、
良いフードはやっぱり安心感が違いますね!
毛艶が良くなり、体毛も柔らかでフカフカ、
目もキラキラ、生き生きしています。
オシッコが少し臭うようになった反面、
便は全然匂わなくなりましたよ!
もう市販のフードはあげれないです。
お奨めです!
高いけど、市販の物とは比べようがないくらいの、
安心、安全感がありますね!
お試しがあって、低価格から切り替えられるのも、飼い主のお財布への配慮だと思うし、とても好感が持てます。
よく考えられた猫ちゃんのためのフード、最高です!